2006年1月
バスレフ:防磁三男(フェイさん設計) 
ユニット: TangBand 28-1177S+W3-926SC



 箱の設計はフェイさんの防磁三男です。オリジナルとの違いは、
バッフル2枚張りくらいです。                     

仕上げはグレーの水性ペイントのスプレー缶で下地が見えない
ほどに吹き付けて、石調の2液性の吹付です。          
バッフル部分はハンマーライトの塗装をしています。       
                        
ユニットは、TangBand 28-1177S+W3-926SC
フルレンジ+ツイーターです。

ツイーターの繋げ方がよく解らず、フェイさんにメールで尋ねました。0.47のコンデンサー一発で繋げているとのこと。これも、その通りにコンデンサーのみで繋げています。

fdは低めの設計になっていますが、聴いてみると上手く鳴っています。8pユニットですので限界はありますが、このSPだけで聴いていればこれで十分な気さえします。その大きさやコストを考えると十分納得できるものです。

今回はパソコン用SPとしての製作でしたが、もう少しちゃんとしたアンプで聴きたいスピーカーです。










2006年4月
ショートバックロード:(オリジナル設計) 
ユニット: FE83

手持ちのFE83用にと考えたショートバックロードホーンです。音道は5回以上曲げた方がいいという持論から今回も6本の音道です。8pユニットでもありますし、下を欲張らずに小気味良い音を狙いました。
サブスピーカーと考えた場合、いろいろ割り切れることも多くて設計は気楽で楽しいです。メイン作成の場合はいろいろ欲張ってしまっていけませんね。

開口を上に向けたのは、正面に開いたバックロードのデザインが余り好きでないのと、後ろの壁にくっつければ低音補強が出来るのではないかとの目論見です。バッフルを取り替えできるように2重にしたのはユニットを取り替えるためと、デザインのワンポイントです。

バッフル部分はナラの無垢材です。音には良さそうですが、経年による反りは心配ですね。仕上げに蜜蝋を塗っています。

箱は、水性の白を薄めに10回ほど塗って仕上。白にしたのは、妻にトールペイントを描いて貰おうとのキャンパス用です。
鳴らし始めはやはり、低音が足らず、その調整用にと出口に激落ち君を差し込んでみました。結構デザインにもマッチしていい感じです。角度によって開口を調整できて、吸音効果もしっかりしています。

ヘッドの空気室にも激落ち君を使っています。

鳴らし込むに連れ、低音もそれなりに聞けるレベルに。欲を言えばもう少し低音の量が欲しいところですが、中高音は綺麗でボーカルも気持ちいいです。
 見にくいけれど図面


2006年10月
妻にトールペイントして貰いました。ここまでやると好き嫌いの分かれるところでしょうか?
今回は、気合いの入った仕上げになっています。白が下地色でしたので白をある程度残して
いますが、次に予約してあるタンデムは黒を基調にするようです。さて、どうなりますか。

ユニットもFE83からSA/F80AMGに変更して、低音まで普通に聞くのなら十分なレベルに
なっています。ボーカルの魅力はFE83の方が好きです。でも、バランスではこちらですね。