2003年
seas 2WAY:BOXはフェイさん設計 防磁次男
ユニット: seas T25-001+CA11RCY



 ネットワークを自分なりに考えた2WAY、それも小型のものを作りたくて評判の良いフェイさんの防磁次男のデッドコピーです。実は、これを作る前に実験箱としてバッフルを取り替えられる同じくフェイさんの防磁長男のデッドコピーにてマーキュリィやらseasやらで聞き比べています。
 音は下は欲張っていませんが、ジャズボーカルなど色気も感じてフルレンジにない2WAYの良さを感じることが出来ました。ツイーターが良いのかも知れないです。


  
 ネットワークは、時々触ろうと背面に剥き出し状態です。抵抗にはデール巻線、コンデンサーはOSコンをショートさせて使用しています。

 箱は側面がタモ集成材厚30o、それ以外がフィンランドバーチ厚15oです。

 仕上はステインにて色つけした後、水性ウレタンを10回ほど塗り重ねています。表面が少しぎらついた光沢になりましたので、最後にコンパウンドで磨いてギラツキを柔らかくしています。ユニット取付ネジには金色の塗装をしています。


2003年
DB-801:炭山アキラ氏設計
ユニット:FE87

 これは、プレゼント用に作成したものです。音はオフ会で聴いていて大方予想できましたし、小型のものを作りたかったので。材料はフィンランドバーチ15oです。上の防磁次男もそうですが、D-118の板材のカットの時の端材で製作しました。(D-118の製作はもっと後になります)
 仕上はサンダーを全体に丁寧に掛けた後、薄めた水性ウレタンクリアーを10回ほど塗装、最後にギラギラした光沢を取る意味でもコンパウンドで磨いています。

 左はトールペイントの絵のアップです。コンパウンドで磨いた後妻に描いて貰いました。3年前にはじめて描いて貰ったときと比べると、ずいぶん上手くなったものです。

 ■フィンランドバーチは小口も密で、サンダーを掛けるとつるつるになり塗装も良く乗りました。高価なのでなかなか使えませんが良い材料です。
 ■ユニットは手持ちのFE83とFE87を聴き比べてFE87にしました。TQWTとこのダブルバスレフでは、FE83よりFE87の方が好結果でした。(エージングが不十分な状態での比較です)