碧南市の『山中従天医館』の新クリニックを設計しました。
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平成23年2月、第14回へきなん都市デザイン文化賞
大賞を受賞いたしました!
この賞は、碧南市の地域活性化に結びつくもの、伝統・文化
・地域住民に配慮したもの、周辺の自然環境などを考慮した
もの、色彩・造形等が周辺の景観に調和したもの、などを
審査基準としたもので、大賞が出たのは8年ぶりだとか。
設計者自身、碧南市出身ということもあり、地元に貢献でき
たことを非常に喜んでおります。

明治時代から続く診療所の新クリニックを設計させていただきました。 


 お打合せ・図面作成


元々の建物は昭和初期、ライト式建築として建てられ、80年にわたり大切に使用されてきました。
そのため、お施主様は、その文化的価値も考慮し、既存の建物を残したまま同じ敷地内に新しい建物を建てたいとのこと。
 
既存建物の雰囲気に合わせながらも、古臭くならないようなデザインにするため様々なプランを検討しました。


1年以上にわたって打合せを行い、完成図面は100枚程度にも!
計画段階の図面も含めると、かなりの枚数になります。
(期間は、建物の規模やご要望によって異なります。)
診療所の設計は、通常の住宅とは異なる部分が多くあります。例えば、レントゲン室ではエックス線防護対策が必要だったり、内視鏡室の流しにはバリウム用トラップが必要だったりします。診療所ならではの注意すべき点が多いので、ある程度の経験が必要です。


  競争入札
 

図面が完成したら、その設計図を元に、複数の工事業者に見積りをとり、値段と見積内容、施工会社の実績などを比較して、お施主様とともに施工会社を決定します。

競争させることにより、コストダウンと内容の充実を図ることができます。


   現場管理


週1回の割合で現場に通い、定例会議を行います。
現場が設計通りに進んでいるか、施工上の問題がないかなどをチェックします。


<杭打ち立会>




<配筋検査>
2週間に一回程度、お施主様にも会議に参加いただき、商品の詳細を決定したり、現場の進捗状況をご確認いただきます。

タイルの色などは実物の貼り見本を用意し、お客様に決めていただくこともあります
今回は、既存の建物で診療をしながらの工事だったことと、患者さんのために診療できない期間を最小限にしたいというご要望があり、工程管理も重要なポイントでした。 


    完成
受付と待合の壁は腰まで板貼りにし、温かみのある落ち着いた雰囲気を出しました。

カーブ面にはガラスブロックを使い、光を取り込んでいます。

直接光が差し込む窓にはプレーンシェードを使っています。
  
診療室の窓は、旧診療所の雰囲気を継承し、木枠や木製ブラインドで落ち着いた雰囲気を出しています。
 
廊下や検査室は、明るく清潔感のある空間に仕上げています。 




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更新:2010.06.01